ホルマ

左が僕。
右の構えているのが同じ宿のシゲさん。

シゲさんは昨日バンコクに着いて
その日に怪しいタイ人に騙され、
お金をふんだくられたとんでもなくツイてる男。
インドア派の僕にはそんなおもしろいイベントが起こんないので、
羨望の眼差しでシゲさんを見下しています。
どっち？

騙してきたタイ人の画像を嬉しそうに見せてくれるシゲさん。
写真にはどうみてもニューハーフとシゲさんが仲良く写っていた。

ども。
最近、タイパンツという旅行者がよく履いている
ブカブカのズボンを買って宿に引き蘢っています。お外は暑いので。

近場で観光を済ませたく
カオサンロードからチャオプラヤー川渡ってすぐそばにある建物。
シリラートという病院に来ました。

解剖学かなんかの研究でシャム双生児のホルマリン漬けや
水頭症の子供のホルマリン漬け、その他もろもろとりあえず
ホルマってるらしく死体博物館と言われています。

入り口からすでにヤバめでした。
グロ過ぎるので画像は控えさして頂きますが、
魚で例えると三枚におろされた、
男性がホルマリンされています。

タイの女子中学生とおぼしき子達が
キャピキャピ言いながら眺めているのだけれども、
どこ見てキャピっているのか？
大動脈弓か？

館内を進むとあら大変。

母胎ごと取り出した胎児。　
赤子の四肢と内蔵の断面。
十二指腸。
脳髄。
内蔵。。
脊髄と脳。。。

解剖学ってなんなんでしょう。
見てるだけで痛々しいのですけど。
マッドサイエンティスト達の成せる業なんでしょうか？

とりあえず戦慄するだけ戦慄して
足早に出ました。

"なぜ僕はこんな場所に？"

それだけ。
それだけしか思わなかった。

宿でアニメ観てたほうが、まだ有意義だった気がする。