扌妾 角虫 牛勿 言吾。
インドネシア → シンガポール*ラベンダーst みたびガポ。
帰ってきました。
シンガポール。
最大で後30日は貯蓄生活に専念できますので頑張れたらいいなーと思っております。
この流れだとクリスマスも大晦日も三が日もシンガポールで過ごすことになるかもしれませんね。
まあガポはどちらかと言えば好きな国なので全然良いんですけども、
このままいくとおっさん×3で聖なる夜を過ごすハメになるので
その点については戦慄せざるを得ません。
どうにかしてくれる女の子募集中です。
急募!
えー。
出会いというやつがあったので今日はそのことをちょっと綴ります。
最近はブギスという街で頻繁に演奏してるんですけど、
日本人ストリートパフォーマーが結構いるんですよね。
僕等3人を抜かしても5人ぐらいの日本人がバスキングしてると思われます。
多すぎじゃね?
まあ楽器演奏者は僕等だけで、
他の方達はパフォーマーというやつです。
日本語で言ったらなんでしょう。曲芸師とかですかね。
踊りながらジャグリングとかをしてるわけです。
僕の中のイメージでジャグリングと言えば自然にお手玉が連想されるのだけれども、
流石にそんな王道を頑に突き進んでる人は居なくて、
みんなそれぞれ目を引くジャグリングの道具を持ってて、各自違うスタイルでそれを表現してるわけです。
"武幻"っていうブーメラン型の恰好いいやつとか、
フラフープの上位互換みたいな銀のフープとか、
"コンタクトボール"っていう水晶玉とか、
"八輪"っていう可愛いやつとか、
"ポイ"っていうマオリ族の儀式のやつとか。
まあ色々。
文章で説明しても絶対伝わらないので是非動画でもご覧になってください。
この動画のお二人もブギスでお会いしたパフォーマーでボンチャンくんとユカリさんっていうんですけど、
超かっこよくないですか?
これ生で見るともっと不思議感があって"魅せてくれんじゃん!"みたいな気持ちになります。
特にボンチャンくんのコンタクトボールの浮遊感が凄いです。
アイソレーションって言うんだけど、
手は動いてるのに水晶玉は動かないから空中に浮いてる様に見えちゃうらしいっす。
なにそれかっこいい。
お2人とは路上で何度か顔を合わせてるうちに
"今度みんなでセッションしてみませんか?"と嬉しいお誘いを受けたので、
もう1人、ヒッサンくんというパフォーマーと僕等6人で打ち合わせゼロの雑なスペシャルバスキングもしました。
土曜の夜。
クリスマス色に染まりはじめたオーチャードロードっていう人口密度高い通りで。
皆それぞれバスキングをして、終わった頃に集合みたいな形式を採用したのですけど、
僕等は通常21時前には疲れ果てて帰宅するわけです。
ただボンチャンくん達は当たり前の様に22時半までバスキングするらしく
みんなが集合した頃には僕等楽器組はあろうことか死ぬ程帰りたかったです。
まあそのおかげで、パフォーマー組と合流する前に800ドル稼げました。
もうただの自慢話になるぐらい稼げた。
演奏のしすぎで指は尋常じゃなく膨らんだけども凄い稼げた。
"人指し指に果汁グミ"ぷぷるん"がくっついてるよ。"って言われそうなぐらい膨らんでいたけども。
指はグミ化してましたが、みんな揃ってしまったので初セッションが始りました。
"最初の曲は3分ぐらいの明るめな曲弾きます。終わりはたぶん聞いてれば分かると思います。"
"じゃあコンタクトでいきますわー。"
など、一切具体的では無い打ち合わせだけ一応しました。
打ち合わせの段階で100人以上は人も集まってたし、
何より内容の薄い打ち合わせのおかげでひさしぶりに多少緊張しました。
まあ演奏が始ったらそんな緊張も一瞬で消え失せたんですけどね。
"たぶん僕の事誰も見てねーな。"と悟ったので。
あとは普通に楽しかったので緊張とか吹き飛びました。
とか綺麗事を言いたいんですけど、掛け値無しの気持ちは指が痛くてそれどころではなかったです。
"はよ終わってビール。"と強く願いながらの演奏した。
あ、終わってみれば凄い楽しかったんですけどね。
23時近いのに5、6曲で200ドルぐらいは入りましたし、
パフォーマー陣の見せかたも見習うべき点しかなかったし、総合いい経験だったような気がします。
何よりあれです。
久しぶりに友達ができたのが一番嬉しいですね。
このブログのヘビー読者は存じてると思うけど、
中々友達出来ませんから。僕には。
話しかけられる事すらもここ最近滅多に無いですからね。
たまに奇跡で声掛けられても、あまりのミラクルにキョドってしまい、会話成り立たずという悪循環が定番です。
もはや十八番と言っていいでしょう。
なのでそういうのも加味して楽しかったです。
その後みんなで演奏して稼いだ分のお金でお疲れ様ーして200ドルは綺麗に消えました。
記憶も若干消えました。
そんな日でした。
んで、コンタクトボールのあまりのお洒落さに触発というか、
籠絡させられた僕は、
買いました。
わざわざ日本からお取り寄せです。
これ、滅茶苦茶おもしろいうえで凄い手首痛めます。