世界最速の計算
こんにちわ。
アンコールワットに行ってきました。
自転車代(1ドル)をケチって歩いて行ったのでいろんなことがありました。
色々ありすぎましてもう、
"アンコールワットの部分ハショっていいんじゃね?
アンコールワットの記事読みたいなら違う人のブログ読めよ"
ぐらいの元も子もない勢いです。
あくまでも勢いなのでちゃんと書きますけどね。
違う人のブログ読めよとか言ってごめんな。
俺、やっぱおまえに読んで欲しいわ!(ため口)
宿からアンコールワットまで約7km。
世界最速の男、ボルトが全力で走ったら11分とかで着く計算なので
余裕かましてました。
道中はこんな感じで、コンクリートの道と
まだ鋪装されてない道がありました。
女の子メインで撮った写真じゃないですよ。
まだ土の道もあるという発展途上な所を伝えたかったんです。
女の子はオプション程度に考えてください。
車でいうとこのドアバイザーとか。
同行者は今回もユウヤくんです。
昨夜、ナイトマーケットでアンコールワットのポイントが
施されているTシャツを購入し
アンコールワットにそのTシャツを着ていくという
思春期の男の子にはマネできないちょっとはずかしい行動をとってます。
恥ずかしさレベルは
スーパーでお母さんといるところを同じクラスの女の子に見られる。です。
絵師の家があったんで寄ってみました。
カンボジアでよく売られている絵は彼らが書いていたみたいです。
凄いうんまいです。
つか速い。サラサラ書く。
ただ集中しすぎて僕らのことガン無視だったんで
少し切なかったです。
でも
"この切なさを乗り越えた時成長するんじゃない?そんなもんじゃないかな?人って"
浅いとみせかけて投げやりでそのまま浅い言葉ですね。
浅さの極みを追求をしたらこの言葉にたどり着きました。
小さい村もあったんで寄ってみました。
寄ってばっかりです。
この村でアイス食べたんですが
水を凍らせてそのまま口にぶち込まれた味がしました。
え?嘘?冗談だよね?って顔で、売り手のおっちゃんの顔みたら
大急ぎで練乳かけてくれました。
再度、え?嘘?冗談だよね?って顔でおっちゃんの顔みたら
"これがうちの味だよ!!"という
自信あり気な表情をしてます。
すごいなーと思いました。
練乳がおいしかったので
村の子供にもおっそわけ。
あんまり喜んでないようにみえるけど
この後笑ってくれたので
僕も練乳のおっちゃんも良かったです。いたたまれました。
それからまたしばらく歩いて
すごいことに気づきました。
"歩くのしんどい"
世界最速の男、ボルトならすでに
1往復してもんじゃ焼き食べてもおつりがくるはずなのに
僕たち半分しか進んでなかったです。
世界の壁の高さを感じました。
ヒッチハイクしよう。そう思いました。
とまってくるのはトゥクトゥクばっかりで
いや、おまえじゃないよ。と伝えると
ブーンって消えて行きます。
しかし、道半ばでして行くも地獄、戻るも地獄状態の僕等、
根気強く親指を立て続ける。
すると。
一台の廃車のような車が止まってくれました。
暗闇を照らすヘッドライトがセロハンでとめてあり廃車に見えますが
あろうことか実動車です。かっちょいいです。
ベンツとこの車どっちが欲しい?
って言われたら迷わずベンツですけど、かっこいいです。
優しさ通り超して地球に生まれて良かったと感謝しました。
知らない人を車に乗せるなんてなかなかできませんよね。
それが外人ならなおさらです。
いい人に会ったらすぐその国のこと好きになれます。
なので、どの国の人も僕に優しくしてくれたらいいと思います。
さもなくば地球に生まれたことを後悔するぞ。僕が。
ぬくもりワープが成功してアンコールワットに着きました。
入場料が20ドルかかるんですけど17時半からは無料で入場できます。
もう17時を回っていたのでしばらく散歩してから無料で入ることに。
お腹が空いて
フランスパンを食べてたらこうなります。
強奪。
普通に奪われた。
そんだけ。
散歩終了してアンコールワットへ。
ビニールシートが映えますね。
工事中のアンコールワットが見れるのは今だけ。
な、なんて幸運なんだ。
横からのシーンでもばっちり
ビニールシートを撮影することが可能です。
テンションあがるわー高まるー。
水たまりが確認できるとおもうんですが
これが聖池と呼ばれてます。
なにかの間違えで枯渇してますね。
中はこんな感じです。
アンコールワットの中は外だったんですね。
アンコールワットから宿まで約7km。
世界最速の男、ボルトが全力で走ったら11分とかで着く計算なので
余裕かますつもりでしたが
この計算が僕らに適用されないことは
往路で証明されてるんで絶望の帰路でした。