とある無職の世界一周

世界一周のこととか。

生か死か。飛び交うコムローイ3千発。

いきなりですがカメラを買い換えました。
今までは一眼レフ使ったんですけど
FUJIFILMのx100ってコンデジに変わりました。

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このハイパー恰好いいカメラです。
まぁほぼ撮らないけどですけど。


えー。
バンコクから大っ嫌いなVIPバスに乗ってチェンマイに移動です。
僕は基本一人旅なのでVIPバスに乗るたびに隣の席に座るのが
アジア人のおっさんか、体重100Kgを超す白人、または寝相が悪い中国人のおばさんなんですよ。

そして今回。
バンコクチェンマイ行きのVIPバス。
僕の隣に座ったのは体重100Kgを超す中国人のおばさんでした。
"…そうきたか。"と思いました。


チェンマイに着いたのは朝6時ぐらいで、
風邪を引いて体が重かった僕は安宿探すこともせず
近くにあったゲストハウスに泊まりました。
シングル180B。


夜7時にはロイクラトン祭りが始まってしまうので療養です。
日本から持ってきたバファリンを飲んで目を閉じる。
次に目を開けると、夜8時でした…。


"う、嘘だ…"
と思いながら窓を開けると今世紀最大の暴風雨だったので
"流石にこれは延期してるわー"
と思ったんですが、余裕で開催されてたらしいです。
そんなこと知るはずもない僕はおかし食べてまた寝たのでした。


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朝起きると風邪もだいぶん楽になってたので
チェンマイの安宿探しに出ました。
しばらく歩いてると、オーストラリアで一緒に働いていたケンタロウくんに会いました。

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左がケンタロウくん。
ちなみにケンタロウくんは僕のディジュリドゥの師匠です。
たぶんもう凌駕しましたが。


お互い宿探していたので、ダブル借りて一緒に泊まることにしました!
そしてケンタロウくんと話してるうちに、昨日祭りが開催されてたことを知り全身に衝撃が走りました。
中二の時、初めて尾崎豊の"15の夜"を聞いた時以来の衝撃です。


すごい余談で、中学ん時に僕が授業さぼって、たこ焼き焼いてたら
尾崎豊ファンの先生がこう言ってました、、


"お前がしてることは、自由でもなんでもない!
社会や大人に反抗しても結局は何も変わらない!!
いつかお前が大人になって、この言葉の意味がわかった時、今の自分に後悔するぞ。"


近藤先生…
今更ですが。。。
僕はたこ焼きを焼くことで自由を手に入れようとは微塵も考えていませんでした。
それは先生の発想の飛躍です。

話がだいぶん逸れてしまいましたね。
えー。
全身に衝撃が走った僕は少しでも祭りの雰囲気を味わいたくて
ターペー門の前の広場に行きました。
マサくんという旅人とケンタロウくんと僕の3人で。


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なんかたくさん光ってました。


広場にはコムローイが売っていて、ケンタロウくんとマサくんが買ったので、僕は写真係に立候補しました。
あ、コムローイとは熱気球のことです!

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これのことです。
昨日の祭りでは、3千以上のコムローイが一斉に空を埋め尽くしたそうです。
ほんとに幻想的な光景でした!!
行ってないので勘ですけど。


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マサくんとケンタロウくんの飛ばしたコムローイはゆっくりと空高くあがり
どこかへ消えていきました。
火が消えて落ちたのでしょうか?
なんというか、すこし虚しかったです。


ロケット花火ぐらい派手に消えていくほうが僕好みです。
点火して10秒後には確実にゴミになるあの感じ!
3千発のロケット花火一斉発射とか萌えません?
虚しすぎて爆笑だと思うんですけど。
同士が3千人いたら企画したいと思います!!