とある無職の世界一周

世界一周のこととか。

あけましておめでとう沐浴

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あけましておめでとうございます!
2013年1月1日の記事なんで一応言ってみました。


夜行列車の中が寒すぎて、色々縮み上がって消えちゃうんじゃないかと
不安になりましたが、普通に無事なので安心してください。
僕のたまきん健在です。


1時間遅れというインドにしては驚異的なスピードで目的地であるバラナシに着きました。
僕たちは、バラナシ駅の一つ前にあるカーシー駅で降りてガンガー沿いを歩きながら安宿街に行くことに。
(カーシー駅はバラナシ駅よりガンジス川沿いにあるんで)


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津田。憧れのガンガーに涙。
泣いてないけど。憧れてたかも知んないけど。


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HAPPY NEW YEAR 2

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ここは火葬場の裏側。
24時間燃やし続けてるんだって。
火葬された遺体はガンジスへと流される。
"人って中々燃えないんだぜ"って火葬場に居たおっちゃんが言ってました。
元旦から重い一言。


薪を買うお金のない人の遺体は"水葬"。
遺体をそのままガンジスにながします
インドカルチャーというやつですね。
日本でやったら全て犯罪ですね。


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前回同様、久美子ゲストハウスに宿泊。


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しのぶ姉さんは綺麗に沈没していました。


それから3人で元旦沐浴しにガンガーへ行きました。
前にツヨシくん(34)という人の沐浴を見てたんですが、彼は沐浴した翌日
5歳ぐらい老けた様な顔をしながらドミで死体みたいに転がってました。

あの時のツヨシくん(34)の顔が脳裏に浮かびます。


"明日は俺たちがツヨシくん(34)になるんだ!!"
と、強く思いました。
嫌だけどね。


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消える僕。


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食い込む津田。


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何色と言っていいかわからない服を着たおばちゃんが
横から色々教えてくれます。
従わずに何秒息止めてられるか勝負で白熱してましたが。


しのぶ姉さんは足だけ入って、ガンガーの汚さを悟り
身の危険を感じたみたいで上がっていきました。
危機管理能力が優れてると思いました。


僕はこっそりと用を足して何事も無かったように沐浴を終えました。

初めてした沐浴の感想は"水中でおしっこするの本当好き"です。


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バラナシは僕が旅してきた中でもダントツで意味不明です。
酒よりはっぱのほうがたくさん売ってるし、
視界に絶対うんこ落ちてるし、
全身オレンジでバッチバッチにメイクしたおっさん寝てるし、
世界でも1位、2位を争うであろう汚い川にみんな好んで毎朝浸かるし、
いい歳したおっさん達が真っ昼間からガチで凧揚げしてるし、
wi-fiより凧のほうが飛んでるし。


でも、なんとなく長居しちゃいたくなる場所です。
"じゃあ一生ここに住めよ!"とか言われたら、断固拒否ですけどね。
雨が全く振らない冬ぐらいならいいですけども。
インド。