インドに来てカレーを食べてしまった男

インドに着いた時、僕は誓いました。

"インドでカレーは食べない！もし食べた暁には親父の写真をうpします！"と。
声高らかに言いました。

まぁ何が言いたいかというと、
カレー食っちゃいました！さーせんした！！

えーと。
言い訳させてください。

歩いてるとカレー屋の垂れ幕にこう書かれていました。
"Free Meals for Tourist"
"旅行者は無料"

嘘だ。
こんな甘い言葉をインドのカレー屋が使うはずが無い。
根も葉もない嘘だ！
と思った僕と津田は、真偽の程を確かめるべくカレー屋に殴り込み(入店し)ました。

黙って席に座ってると黒板より黒い店員がカレーをもってきたので
"これはなんだ？"と聞きました。
店員は言いました"カリー。"と。
"これはタダなの？"と聞き返すと。
"そうだよ。"と言ったので、僕と津田はなんのためらいもなくカレーを食べたのでした。
おかわりもしました。

というわけで、口約を破ってしまったので
親父の写真をうpしたいと思って親父に報告したら
"やめえええぇぇぇぇてぇぇぇぇ"といわれたので

津田の弟を貼っときます。
これでチャラってことで！！

ガンガーから昇る朝日。

津田のお金で乗せて頂いたボート(80Rs)。

そしてバイトや大学が忙しい津田は飛行機に乗ってデリーへと飛んで行きました。
余談ですがその後の津田はデリーでiPhone4sを盗まれて肩を落とし、
日本に帰国した瞬間から腹痛で"あれやった。ガンガー。やばかった。"と言ってました。
ちなみに僕は全くの無傷でした。

津田が帰った後は、ひさしぶりにずーっと屋上でディジュ吹いたり
アサラト振ったりしてました。
やっぱり友達と普通の旅行したほうが楽しい。と実感しました。

いや。
津田いなくても案外楽しんでたみたいです。

そして僕はコルカタのサダルストリートに戻りました！
また一時帰国します。
なんと。

いつもチャイ飲みに行ってた土産屋に"帰国する。"って言ったら、
社長が"めちゃうまいチャイを彼に！"と言って、めちゃうまいチャイをごちそうになりました。

社長は言いました。
"インド人はみんな嘘つきだと日本人旅行者に思われてるかもしれない。でも一部の人は違う。本当に気持ちだけでご飯をおごってあげたり、チャイをごちそうするんだよ！"って。

良いこと言いますね。
でも僕がこの１〜２ヶ月インドに居た経験から言える教訓は一つです。
"絶対に信じちゃダメ"ということです。
いい人だと思っても、実際にいい人だったとしても疑って、警戒してなくちゃね。

騙されてからじゃ遅いし。
インドではトコトンひねくれることをおすすめします。

一旦帰国します！
インド編おわり。