とある無職の世界一周

世界一周のこととか。

固茹で卵とウクライナ入国。

ルーマニア*スチャバ → ウクライナ*チェルニウツィ    曇りと雨のしんふぉに。

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ブカレストから夜行列車で6時間。
スチャバにやってまいりました。


"スチャバってドコ?"って思う人もたくさん居らっしゃるでしょう。
大丈夫です。知らなくても大丈夫な所にあります。
大多数の方は一生行かなくても後悔しない場所です。


夜中3時ぐらいに着いたんですかね。
とりあえず外真っ暗だったんで、駅で読書しました。
いま読んでるのは"探偵はバーにいる"ってゆー小説です。
なんか映画化されたやつです。
原作しか読んでないんですど、主人公半端じゃないハードボイルドです。


朝っぱらからウイスキーダブルで飲みながらハムサンド食って、
その後ゲーセンで若い女に"タバコちょーだーい"って言われて、
30秒もしないうちにその子の顔に掌打食らわせてますからね。
僕はハードボイルドの価値観を考え直さなくてはいけないのかもしれません。


ので、ググりました。

【ハードボイルド】 hardboiled
「固茹で卵」の意から転じて、
冷酷非情、精神的肉体的な強靭さ(タフネス)などの人間の性格を意味する。


ち、ちょっと待って。
そこから転じちゃったの?
誰が転じちゃったのこれ?
発想の飛躍が異次元。

まあ正直どうでもいいんですけどね。
移動中はほぼ眠いので何もしないんですよ。
なのであんまり書くこと無くて、ハードボイルドをテーマに濁してみたのです。


明るくなった頃、駅を出てバスターミナルに向かいました。
ウクライナ行きのバスは1日1本しか出てないようで
午後1時までの6時間"探偵はバーにいる"の続きを読んだのでした。


最後まで読んで一息ついて、ゴミ箱に突っ込みました。
ハードボイルドな本をハードボイルドに始末しました。
本持ってると時間は潰せるけど、重いんですよね。単純に。
なので、読み終えた本は今んとこ捨てるか日本人宿に置いてきてます。
残りは後1冊です。
"バーに電話がかかってきた"ってゆーハードボイルド第二弾です。
こいつも近日破棄予定です。
あ、欲しい旅人の方いたらあげますよ!
これ1冊で半熟なあなたも固茹でです。


そして午後1時。
がらがらのバスに乗り、ウクライナへ。
14カ国目ぐらいですかね?だいたい。


チェルニウツィーという発音できない街に着きました。

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バスターミナルから直で駅に向かいました。これ駅です。

あ、ウクライナの女性は噂通りの可愛さで、想像より大きかったです。
なんか素手のケンカじゃ勝てる気しない子とか、
その辺走ってるバスん中にゴロゴロいます。
バズーカかなんか装備してないとまず立ち向かえないっす。
いや、装備してても立ち向かわないですけど。

稀に小柄で可愛いブロンドの女の子とかもいるんですけど
そういう輩は大抵僕を見て、唖然としたような顔をした後、友達とチラチラこっち見ながら
爆笑してるので、絶対に付き合えないです。
(そういう問題じゃないけど)

大柄な子も笑ってきますが、大きい方はもう異性としてみてません。
格上の同姓ぐらいにみてます。


わざわざトルコからウクライナまで北上してきたのは
かわいい子に笑われる為ではありません。
かわいい子を笑わせたかったんです…
もう、初日で心に傷おっちゃったよ。


これからどうすればウクライナの生活を楽しく過ごせるかわかりませ…!!!

とりあえず髪切って、普通の服買えばいいんでは!?


いや、これはない。


僕が中学生の時から唱えてる理論があるんですけど、
恋愛系は相手に染まっちゃダメだと勝手に考えてるんですよ。
具体的な例をあげるなら、
彼女に"ちょ、あご髭きもいけど、剃れば?"と言われたとしましょう。


その場では"ん?そう?"と平然とした顔で答えてから
もう絶対剃らないよね。
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、月日が流れても剃らないよね。
剃りたくても剃れないよね。
剃ってしまったら、確実にその子に振られるって僕は考えてます。

そして大概、剃る前に振られます。
あれ?


まあそんな僕のガチガチな思想と資金力のことを考えると
服なんて買ってられないのでこの案は無理ですね。
一応女の子抜きでも楽しめるはずのプランもあるんでたぶん大丈夫でしょう。きっと。

あとウクライナ英語やばいです。
まず英語表記ほぼ無いです。
駅内にすらないです。
外人、しいては僕に文字を読ませる気全くないっす。
この国民達。


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たまたま英語喋れるポリスがいたので、
チケット購入は全部彼等にやってもらいました。
凄い丁寧にお世話してくれた。


まあそんな感じで、リヴィウという街まで更に移動したのでした。
しばらくはこの街でHP回復を計りたいと思ってます。