とある無職の世界一周

世界一周のこととか。

魔女宅のトンボ(チャリで飛ぼうとするメガネ)。

トルコ*シノップ           最終的に飛行船から落ちるメガネ。


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ギョレメからサムスンという電化製品みたいな名前の街を経由して
黒海沿いの街シノップにやってきました。


一応観光地なんだけどほとんどの観光客はトルコ人で
英語が伝わらないどころかカフェの店員がアイスコーヒーの存在を知らないホットを推す街です。


あ、シノップってなんか聞いた事ある感ないですか?


たぶんニュースでもやってたと思うんですけど
日本がトルコに原発を売ってそれが建設される場所がこのシノップという街らしいです。


本来は韓国の原発をトルコが買う予定だったみたいだけど
フランスと日本がトルコに低金利で出資するという話しにトルコさん乗っかっちゃって
福島の件であんな取り返しつかない事を最近起こした日本さんから買うことを決定したらしいっす。


僕も詳しくは知らないんだけれども
ケンくんとシュンくんは"原発問題はガチで将来的にやばくなっちゃう。"と常々話してて、めっさ調べてて、
この機会にシノップに住んでる人達が
原発建設されることをどう思ってるかちょい聞いてみて、
んで話して少しでも危機感持ってもらいたいんですって。


まあここに来た一番の理由はただ見てみたいってのが強いんですけどね。
なので別に会う人会う人に"原発についてどう思う?"なんてめんどい質問はしません。
なんのせシノップってのは日本と上記の感じで繋がりがある街なのです。


そんなわけでとりあえず海沿いのカフェに入って
アイスコーヒーの作り方を伝来しときました。
英語も伝わらないので絵で必死に伝えたらレジのおばちゃんに以心伝心したので
ちびたいコーヒーを飲むことに成功しました。


あ、そういえば。
トルコの安っぽいレストランっぽいロカンタと呼称される飯屋の
テーブルの隅っこに確実に置かれている謎の液体に浸けられたトウガラシを食べ過ぎると
翌日の朝のうんこは死闘になることが判明しました。


"え?僕ケツから火の粉出してる!?"ってぐらい熱いです。
うんこが終わってもしばらくは尻に気を配らなければ生きていけない体になります。
僕とシュンくんが生き証人です。


軽く散歩して特に見所もない街だとわかったので
宿でネットしたり楽器触ったりでした。


夜は路上演奏。
ギョレメでお金使い過ぎて吉原としてのお金はほぼ無い状態なのでガチで稼がないとやばい状態です。


3人でバスキング旅行する様になってから
路上演奏のお金は折半じゃなくて"3人のお金"という抽象的なスタンスでやってます。
移動費、宿代、飯代、何かする代、等様々な形で起用されてるので
結構稼いでも一瞬で消えます。
"肉いっちゃう!?酒のんじゃう!?"的な軽卒なあれで。
楽しいからいいけど。


ひとまずこの街が路上演奏禁止なのかもわからなかったので
ポリスの目が届かなそうな海辺の人通りが多そうな所で演奏したんですけど
悲しいぐらいにお金入らなかったので即移動して、
いい感じに綺麗なストリートで演奏したら
かなりお金入ってすぐ警察降臨しました。


"おわた…"


と思ってたんですけど、
警察も全然英語喋れずなので"シノップを愛してる!"って言ったらなんか演奏して良い事になりました。
よくわからんけど想いが伝わり警察公認。


お客はトルコ人ばかりで素行はよくないんですけど
お金はまあまあ入って3時間ぐらいの演奏で
300リラ(15000円)ぐらいですかね。


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夜遅いのに子供が1人でも出歩いてて
めっちゃ群がってくるのでウザいと同時に
治安良い街なんだと思いました。


そんな感じです。