コルカタ

コルカタ２日目。

起きてまずチャイを飲みます。3ルピー(5円)
冬のインドの朝は寒いので体を温めます。
ハイカラさん希望の方はレモンティーでもいいかもしれないですね。

座ってチャイを飲んでると180%インド人が話しかけてきます。
学生や、おじいちゃん。
朝からマリファナを勧めてくる奴、
家が無い物乞いとか色んな人に話しかけられます。

僕も退屈なので話しかけてくるのは全然構わないんですけど
笛を売るおっさんという強烈なキャラが
現れた時は、少し面倒でした。
朝っぱらから永遠笛の吹き方を教えてくれるんですが、
横笛なんて吹いたこと無いので全く音が出ません。

"もっと強く！下に強く！"
と朝から笛のおっさんの激がとびます。

"違うううう！もっと強く！！"
笛のおっさんの激は激しさを増します。

しばらくして
"ピーピョ〜"と音が出ました。

"そこおおおおおお！！それそれそれ！！"
笛のおっさんは喜びました。

"じゃ、これ２００ルピーね！"
笛のおっさんは言いました。

なぜ？
なぜなのか。

この日はリュージくんの希望でコルカタのスラム街に行くことになりました。

リュージくんのお金でタクシーに乗り
サダルストリートから約１０分。

スラム街に着きました。

スラム街って何を定義に決まってるのかわからないんですが、
タクシーの運転手が"ここスラムエリアだよ"と言っていたので
たぶんスラム街なんでしょう。

僕とリュージくんは売店で１０ルピー分だけアメやチョコレートを買いました。
子どもの写真撮ったらお礼にあげる用に。

スラムの奥まで歩きました。
当初、写真を撮らせてもらったお礼用に買ったお菓子は
１０分もしないうちに四散してしまいましたが、まぁ無問題です。
インド人写真好きな方多いです。
特に子供。

ってことで、いい感じで撮れた写真を自慢します。

なんと。
このおっさんの写真を最後に僕の超かっこいいカメラがぶっ壊れたのでした。

自分で落としただけなんですけどね。
液晶が割れて何も写らないけど撮れます。
しかし、
液晶が見れないのでピントが合わせられず、ただの重い超かっこいいゴミに成り下がってしまいました。
価格.comで８万もしたのに今はただの超かっこいいゴミです。
泣きたい。

あ、スラム街は思ってたより全然廃れてなかったです。
スラムに住んでる人も優しくて、一緒におはじきを進化させたゲームで遊んだりしました。
でも、ひとりだけ瞳孔が完全に開いていて、
ラリっちゃってる兄さんもいたんで、やっぱ安易に近づくのは危ない場所なんだと思います。

夜、
マリアゲストハウスに戻りディジュを吹いてると、
ツヨシくん(34)という旅人に"うまいっすね"と言われたので
嬉しかったのでした。
あんまり褒めてくれる人いないですし。

ツヨシくん(34)はめちゃいい人で、僕がカレーを食べれない話をすると
カレー以外の美味しいご飯をたくさん紹介してくれました。
チョウメンって焼きそばみたいのとか、
モモという餃子みたいのが安くて美味しいです。
インドに来た方は是非！

カメラが超かっこいいゴミと化したので
次回から写真なしです。
こ、酷い！