さらばイスタンブール。

トルコ*イスタンブール　　　　晴れ。

今回のタイトル"さらばイスタンブール。"にしましたけど、
僕全然まだイスタンブールに居ます。
タイトルはただの願望です。
より正確に言うと"さらばしたいイスタンブール。"です。

あ、そういえばお金数えたら５００ユーロ貯めるという目標が達成してました。
もう完全にこんな所、用無しだぜ。
と思いながらも、なんとなく居心地良いので動いてません。
あー次どこ行こう。

今日は久しぶりの快晴、日差しが気持ちいい最高のバスキング日和だったんですが
全力で宿に居ました。
このクズっぷりは評価に値しますね。

したら、
ユキさんからメールが来て"今日は彼も仕事休みだし、家で夕飯一緒にどうでしょうか？"
ってお誘い受けました。
"いやいや、せっかく彼氏が休みなんだし二人の邪魔はできない。"と思った僕は、
"行きます！"と返信しました。

あれ？彼氏不機嫌じゃね！？

ユキさんに聞いたら昨日軽く口論になって
気まずいと言ってました。

そのタイミングで僕呼んじゃう！？

なんか僕まで気まずいなー帰りたいなーと思ってたら。

何の前触れも無くバイオリン弾き始めた彼。

バイオリン弾くのは別に構わないんですけど、
弦二本しか張ってないし、なによりこっち見過ぎ！
あと、このアングルからだと、ルイージに似てる彼氏。
偉大な兄を持ち、常にその兄の陰に霞む劣等生ルイージに似ている。

バイオリンを弾き終えた彼氏は、なぜか少しご機嫌になり
友達と飲んでる動画とかを僕に見せてくれました。
その動画には
歌って踊りながら楽しそうに飲むトルコ人の様子が収録されていて、彼氏爆笑。

彼の爆笑に合わせて愛想笑いに必死な僕。
会話がトルコ語だから笑い所が理解できなかったっす。
でも、彼氏いい人だから僕も出来る限りの猿芝居で愛想笑い。

その後、彼氏の友達がやってきて、
"どこかで見た顔だなー"って思ってたら
さっきまで見せつけられていた動画ですごい勢いで腰振ってた男だった。
この時は不覚にも素で笑ってしまった。

運ばれてくる夕飯。

"日本食が恋しいだろうと思って、肉じゃがと卵焼き作ったよ！あとアサリのみそ汁も。"ってユキさん。

ああ…完璧に見透かされている。
完全に思考を読み取られている。
そうだよ。結局和食でお腹いっぱいになりたいんですよ。

パン！？馬鹿かよ！白米だろ！！

スープ！？馬鹿かよ！みそ汁だろ！！

チャイ！？馬鹿かよ！お茶だろ！！

レモン！？馬鹿かよ！すだちだろ！！あ、これはどっちでもいいや。

日本米まで炊いてくれたユキさん。本当ごちそうさまでした。
ありがとうございました。
日本食に限らず全て美味しかったです。

やっぱりあれですね。
仮にお嫁さんもらうとしたら、料理上手な人がいいですね。
料理上手は床上手とも言いますし。
あ、余計な事言っちゃった。